2008年10月23日木曜日

Phänomenologie

昼休みは池の側のウッドデッキでお弁当を食べていた
風は穏やかで空気は暖かだけれど,
しだいに雲が厚くなり雨が降り始めた
それまで辺りにいた人がみなどこかへ散ってしまった
だんだん雨が激しくなってきたので私は軒下に移動した
雨が降り始めてから止むまで20分間位だったと思う
本当に何もせず,雨が降っているのをひたすら眺めていた
退屈でもなく,むしろそうせずにはいられないくらい美しい雨だった,
雲の向こう側に太陽があるのが判る,明るい雨だった
花が咲いて枯れたり,季節が変わったり,ひとつの現象が始まって終息するのをきちんと観察するということは少ないし,意識もしない
でもこういう当たり前の現象に触れると気持ちがいい
それは数百万年前からの人間の遺伝子がそうさせているのかな
地球の環境が変わったらそれも変わるんだろうか


1 件のコメント:

mogen さんのコメント...

この写真は!雲ノ平で撮ったやつかな?
あんな激しく美しい星空は初めて見ました。
いつまでも見ていたいと思ったけど、寒さに負けました。
また行きましょう。